国際河川と水紛争

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株式会社ミズホです。

今回は「国際河川と水紛争」です。

まず国際河川とは、複数の国を流れる河川のことをいいます。

例えば、世界一長いナイル川は、
エジプト、タンザニア、ブルンジ、ルワンダ、
ウガンダ、コンゴ民主共和国、南スーダン、
ケニア、エチオピア、スーダン
と複数の国を流れています。

このような国際河川は約260本あり、
国際河川が流れている国は約140カ国あります。

セラゲルディン元世界銀行副総裁は言いました。
「20世紀は領土紛争の時代だったが、
21世紀は水紛争の時代になるだろう」

今後の予測として、2025年には世界人口の2/3が
水不足になると言われております。

なぜ、水不足になると予測されているのでしょうか。

それは、人口増加に伴う水の使用量の増加です。
私たちが生活していく上で必要不可欠な水は、
飲料用の水の他にも様々な場面で使用されており、
食糧を生産するための水や途上国の経済発展における
工業用水は著しく増加しています。

水不足になったら、なぜ紛争になるのか。

例えば、上流にある国が水を大量に使用すれば、
その分、下流にある国は使用できる量が減ります。

上流にある国が工業用水などで汚染すれば、
下流にある国は安全に水を使用することができません。

水がなければ人は生活していくことができません。
上記のようなことになれば、紛争が起きても不思議ではありません。

日本は島国ですので、国際河川は存在しません。
ですので、国際河川流域の国で予測されているような
水紛争は起こらないかもしれません。

しかし、世界的な水不足の原因は日本にもあります。
以前に「仮想水(バーチャルウォーター)≒水の輸入」で
説明したように、日本は間接的に大量の水を輸入していますので、
輸入をすればするほど、水を使用していることになり、
水不足の原因となるのです。

私たちにできることは、水は限りある資源だという意識を持ち、
水を大切に使うことです。

多くの人が少しの節水をすれば、大きな節水となります。
この記事をご覧頂いた方が少しでも感じるものがあれば幸いです。

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