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株式会社ミズホです。
今回は、「水道料金の請求額が本来の200倍超だった!?」です。
先日、下記のようなことがありました。
石川県能美市に住む会社員の男性(30代)の口座から、
同市が本来の206倍の水道料金(約127万円)を引き落としていた。
なぜ、このようなことが起こったのか。
業者が昨年12月に水道メーターを取り付ける際に、
上下逆に取り付けてしまったため、本来0から増えていくはずのメーターが、
9999から減っていくという事態になってしまったのです。
水道メーターは、水が流れる際に中にある羽根が回ることで、
水量を計測していて、羽根が回った分(本来であれば)増えていくことになります。
しかし、今回のケースのように上下を逆にしてしまうと、
羽根が逆回転するため、水が流れた分だけ水量が減ったことになってしまう訳です。
恐らく数十立方メートルの使用量だったかと思いますので、
今回、この男性には約9900立方メートル分の請求額になってしまったんですね。
本来であれば、6160円の請求額。
同市は、男性に謝罪し返金したとのことです。
ホームページでも謝罪していました。
能美市ホームページ
業者も故意ではなかったと思いますが、再発防止に努めていただきたいと思います。
過去には、故意に水道メーターを上下逆にした疑いがある宿泊施設がありました。
月の内の1週間、水道メーターを逆にして水道使用量を少なくし、請求額を半減させていたとのこと。
損害額は1280万円。
(ただ、水道局は異変に気付いていながら、1年間放置していたそうです…)
この事例は、確かに水道料金は削減できていますが、断じて節水ではありません!
水は普段どおり使用していた訳ですから。
前者のように消費者が意図しない場合でも、後者の意図した(?)場合でも、
メーターを上下逆に取り付けた場合、羽根が回らない、もしくは水が出ないような
仕様にした方が良いかもしれませんね。
水道料金が跳ね上がる原因は、もう一つあります。
それは、「漏水」です。
もし、いつも通り使ったのに、明らかに水道料金が高いと思った場合は、
まず漏水を疑った方が良いです。
ご家庭や小規模な施設であれば、全ての水栓を締めて、
水道メーターを確認してみてください。
パイロットが回転していれば漏水しています。
その場合は、管轄の水道局へご連絡してください。
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